公明党福岡県議団(野田栄市団長)はこのほど、同県八女市の西日本短期大学付属高等学校を訪れ、同校が実施している発達障害のある生徒のための「発達支援クラス」を視察、樋口文則教頭ら学校関係者と意見を交換した。これには、野田、浜崎達也、高橋雅成、壹岐和郎、大塚勝利の各県議が参加した。
 同校の発達支援クラスは普通科の少人数クラス。各学年に1クラスずつ設けられている。現在、自閉症やアスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの発達障害のある生徒11人が通っており、本人の状況や希望により、普通クラスの授業にも参加できるようになっている。
 1989年に開設した自閉症クラスが“前身”で、91年、県から発達支援の少人数クラスとして認定された。こうした取り組みを私立高校が実施するのは珍しく、今年度、文部科学省の「高等学校における発達障害支援モデル事業」に指定されている。
 この日、一行は、発達支援クラスの授業や、同クラスの生徒が普通クラスで授業を受ける様子などを視察。その後、樋口教頭らから発達支援クラスの現状や継続する上での課題、生徒の進路状況などについて詳しく話を聞いた。
 視察後、発達障害児への支援に情熱を注いできた浜崎県議は、「発達障害のある高校生への教育を約20年行ってきた私立学校に、助成が行えるよう取り組んでいきたい」と語っていた。