公明党福岡県議団の野田栄市、上岡孝生、浜崎達也、壹岐和郎の各議員は先ごろ、同県田川市の県立東鷹高校を訪れ、同校が行っている「高等学校教育における発達障害支援モデル事業」について、学校関係者と意見を交換した。
 同モデル事業は、発達障害のある生徒への指導方法などを研究するために、文部科学省が実施しているもの。同県内の公立高校でモデル校に指定されているのは東鷹高校のみで、2007年度から2年間実施されている。
 研究課題は、支援の在り方や授業方法、就労支援など。研究成果の一つとして現在、福岡県立大学から学生ボランティアを招き、発達障害のある生徒を学習、生活両面でサポートしている。また、学習評価にも力を入れ、生徒の実態に応じた提出物の期限設定や、保護者と協力しての提出なども取り入れている。
 意見交換の中で学校側は、「普段の生活の中で見過ごされがちな生徒への支援の在り方を検討している」と説明。さらに「教職員への研修会を実施したことで、理解が深まり意識啓発を行うことができた」と強調した。
 浜崎県議は、「高校教育の場に、発達障害のある生徒への支援が導入されたことは画期的なこと。今後は、他の公立高校でも定着するよう取り組んでいきたい」と語っていた。