福岡県は4月から、急激な雇用情勢の悪化で職を失った中高年者を対象に、ワンストップで就職支援を行う「福岡県中高年就職支援センター」を福岡市博多区に開設している。
 公明党県議団(森下博司団長)も推進してきた取り組みで、森下、野田栄市、田中正勝、二宮真盛、新開昌彦、大城節子、高橋雅成、壹岐和郎、大塚勝利の各議員が、このほど同センターを視察し、関係者と意見を交わした。
 福岡県の今年2月の有効求人倍率は0・49倍と21カ月連続で低下、雇用情勢の低迷が続いている。企業の倒産やリストラなどで退職を余儀なくされた中高年者が、給与や勤務地など希望に合う職場を見つけることは難しく、企業側も、即戦力を求めるなどハードルが高いため、思うように就職できない状況が続いている。
 今回、設置された支援センターは、こうした求職者と企業のミスマッチを解消し、就職支援を強化するのが目的。原則40歳以上の中高年者を対象に、祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日までの午前9時半から午後6時まで開設している。
 センター内では、ハローワーク福岡中央と同じ内容の求人情報を閲覧できる10台のパソコンが設置されているほか、個別での職業相談や3人のキャリアコンサルタントによる個別カウンセリングを実施。また、模擬面接や履歴書の添削、ビジネスマナー研修、ホームヘルパー講座など、職業能力向上への支援も行っている。
 中高年の就労支援については、県議団としても積極的に推進。昨年12月には、麻生渡知事に、雇用悪化への対策の一つとして緊急申し入れを行うとともに、3月議会でも大塚議員が、中高年への支援を訴えるなど、一貫して求めてきた。