最近はマニフェストという言葉が力なく、むなしく響くと感じるのは、私だけではないと思う。ほんの1年半前には熱病のようにこの言葉は使われた。昨今は言葉の軽さやその場しのぎの展望なき政治を象徴する言葉となり下がった。本来マニフェストは大方針、国の有り様を具体的かつ明確に指し示すものでなくてはならないはずだ。もっと具体的には、このマニフェストを見れば政治の方向性が明らかになる、という性格をマニフェストは持っていなければならないと思う。何の基本的理念や方向性、将来への希望を汲み取れないマニフェストに国民は苛立ち、不安となる。そして、やがて、政治不信に陥る。今や政治の危機である、との強い危機感を持つことが政治家にとって大事だ。我々の行動と弛まぬ努力で、必ず、政治への信頼を取り戻せるはずだ。