最近よく指摘される事柄に、政治家の言葉の「軽さ」がある。思いつきの言葉、実行が伴わない言葉、無責任な言葉、などが乱発されているように思える。また、言葉を発して、それを批判されるとすぐ撤回する。謝る。そんな意味ではなかった、思慮が足りなかった、という言い訳をつけて。議論の場では思ったこと、自分の考えをどんどん言えばよい。間違いがあれば修正されようし、なんらかのヒントになるかもしれない。だが、開いた場所での発言は止めることは出来ない。いろいろな憶測も加えられる可能性も高い。一旦発せられた言葉はもとには戻らない。このようなことが繰り返されると、単に個人の評価が落ちるだけではなく、政治そのものの信頼性が損なわれ、民主主義のレベルダウン、活力の低下、そして最終的には国家、国民全体の損失につながると考える。言論はそれほど力があるものと自覚するべきである。