公明党福岡県議団の浜崎達也、新開昌彦、大城節子、壹岐和郎、松下正治と福岡市議団の松野隆の6議員はこのほど、「多様な学びのできる全日制高校(普通科)」のモデル校として、今年度から改編された佐賀県立太良高等学校(同県太良町)を訪れ、白水敏光校長らから取り組みの概要について説明を受けるとともに、授業を見学した。
 同校のキャッチフレーズは「HOT School」。白水校長によると「希望を持ち、かけがえのない自分を磨き、未来に向けて努力する学校」をめざしているという。
 こうした目的を掲げ、地域産業を生かした体験学習授業の導入をはじめ、普通教室への電子黒板の設置、eラーニング(インターネットを使った教材)やポータブルゲーム機を活用したICT(情報通信技術)教育の充実、学習環境のユニバーサルデザイン(全ての人が利用しやすいデザイン)化に取り組んでいる。
 また、不登校経験や発達障がいのある生徒、高校中途退学者に対する教育機会の拡大や支援にも力を入れる。学ぶ意欲と能力のある生徒に対しては、一般の学区募集枠40人とは別に全県募集枠40人の定員を設け、基礎から学び直しができるベーシック学習やeラーニングによる個別学習などを行っている。
 単位制による多様なカリキュラムも特徴の一つで、進路や適性に応じた自分だけの時間割や「わかる」「できる」を目的にした少人数の授業も実施。白水校長は「生徒自らが『できた』という実感を持てるよう、全教員がアイデアを絞り全力で応援していきたい」と語っていた。
 地歴教室で電子黒板を使った1年生の授業を見学した一行は、「今回、学び感じたことを福岡県、市でも議会で訴えながら生徒にとって安心できる教育環境を築いていきたい」と述べていた。