8月15日は数ある記念日の中でも絶対に風化させてはならないものの一つである。私は昭和32年生まれであるから、もはや直接的な戦争の傷跡を感じながら生きる世代ではない。しかし、6日広島、9日長崎に続くこの15日にはある意味粛然とした心になる。未だに先の大戦について全貌が明らかになっていない。何故、このような戦争を始めなければならなかったのか、という素朴な問いにさえ明確な答えはない。歴史とはそういうものだと言われるかもしれない。しかし、なぜ戦争しなければならなかったのか、国として選択したのか、この問題は追求しすぎることはないと思う。たとえ、当時と同様な国際環境に置かれても、未来に同じ選択を絶対にしないように、我々は歴史を冷酷に分析しなければならない。戦争を始めたのは同じ人間であるからだ。そして、このことは、私自身の一政治家としての原点でもあるからだ。