なにを今さら、と言われるかもしれないが、民主主義にとって大事な観点は政治の信頼と国民の主体性と考える。特に、今の日本は超高齢化が加速度を増し、社会構造に大きな変化が表れている。かつ、急いで解決しなければならないことが次々に襲いかかっている。持続可能な仕組みづくりを明確に提示をして、国民全体で取組まなければ乗り越えていけない現実をすべての人に理解させ、納得させ、共感させる作業が今、政治が出来る最大の仕事と考える。それを現実のものと出来るかどうかは、政治が信頼されているかどうか、に掛かっている。2,3年で将来への展望が開けてくるほど甘くはないだろう。その時に必要なのは、国民の主体性である。誰が誰を支えていくのか、税金は何のために払うのか、といった社会を社会たらしめる基本原則を国民が主体性を持って、捉えていく作業ではないだろうか。民主主義は手間が掛かる。しかし、その労作業を避けては、更なる高みは望めない。