福岡県は今月11~17日、昨年7月の九州北部豪雨で冠水した同県柳川市内を走る道路の空洞調査を行った。推進役の公明党県議団(森下博司団長)の田中正勝、新開昌彦、壹岐和郎の各議員は先ごろ、調査内容について担当者と意見を交わした。
 調査は、県管理の国道443号など25路線の約200キロを民間会社の空洞探査車を用いて実施。探査車には、地中約1・5メートルまで解析するレーダーと四方のカメラが配備され、一度の走行で空洞の有無と補修範囲を明確にできる。
 調査した場所は昨年の豪雨発生時、冠水した路面上の水が一気に引いたため、地中が空洞化している恐れがある道路。県道路維持課は今回の調査結果を基に、危険性が高い道路の改修と他地域での調査を実施していく考えを議員団に示した。
 空洞調査については、3月の県予算特別委員会で新開議員が「広範囲にわたる総点検と抜本的な対策を」と述べ、県内の緊急輸送道路などでのレーダー調査を提案していた。