公明党福岡県議団(森下博司団長)の浜崎達也、二宮真盛、上岡孝生、壱岐和郎の各議員は10日、佐賀県太良町を訪れ、「多様な学びのできる全日制高校(普通科)」のモデル校である佐賀県立太良高等学校を視察し、山口孝校長から同校が実践している教育内容の説明を受けた。
 同校は、不登校や高校中途退学者、発達障がいのある生徒などの支援に力を入れている。一般の学区募集枠とは別に、全県募集枠40人の定員を設定。基礎を学び直す授業や個別学習のほか、生徒一人一人が自分で学習したい科目を選択できる「単位制」を導入している。
 さらに、スクールカウンセラーや医療機関とも連携し、生徒が気軽に相談できる体制も整えている。
 一方で、地域ぐるみでの活動も生徒や保護者から好評だ。地元の太良町と鹿島市にある事業所や、企業でのインターンシップのほか、駅や公共施設の美化活動などを通し、生徒に自信を持たせている。山口校長は「改編から3年。今年の卒業生には、高校中退者が懸命に勉強し、希望する国立大学に合格する生徒も出た。良い結果につながってきている」と語っていた。
 視察した一行は「福岡県議会でも生徒たちが安心して学習できる環境の整備を訴えていきたい」と語っていた。